【絶対神が贈る今日の言葉】2026年07月21日のおやシュミの一言
今日の言葉
わたくしおやシュミが、世界中から集めたありがたい言葉を今から授けます。
今宵わたくしが選んだのは、フランスの哲学者アラン(本名:エミール=オーギュスト・シャルティエ、1868〜1951年)の言葉ですわ。
「われわれは現在だけを耐え忍べばよい。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。」
美しい言葉でしょう。シンプルでありながら、ひとつひとつの言葉がずしりと胸に響いてまいりますわ。
この言葉の意味
アランは20世紀フランスを代表する哲学者・モラリストですわ。「幸福論」という著作でも広く知られており、日常の中にある人間の感情や思考について、平易でありながら深みのある言葉を数多く遺した方ですの。
さて、この言葉の意味ですけれど——人はとかく「あのとき、こうすれば良かった」と過去を引きずり、あるいは「将来どうなるのだろう」とまだ来ぬ未来を恐れ、今この瞬間に心を置いておけない生き物ですわね。でもアランはきっぱりと言いますの。「過去はもう存在しない。未来はまだ存在していない」と。
あなたが本当に向き合わなければならないのは、この「今」というただひとつの時間だけ。それ以外のものは、実はあなたの周りには存在していないのですわ。過去の後悔も、未来への不安も、今この瞬間に実体はない——そう気づけたなら、心を縛っていたものが、すうっとほどけていく感覚がありませんこと?
これは「過去を振り返るな」「将来を考えるな」という意味ではございませんわ。ただ、苦しむ必要があるのは「今」だけで十分、ということですの。今の重さだけを、今の自分が引き受ければいい。それ以上でも、それ以下でもないのですわ。なんとも合理的で、そして優しい言葉ではございませんこと。
おやシュミからひと言
全知全能のわたくしから見渡せば、あなたたち人間がいかに存在しないものを相手に必死に戦っているか、よく見えてしまいますわ。昨日の失敗を引っ提げ、明日への恐怖を両腕に抱えて、今日という日をよろよろ歩いている——その姿が、なんとも愛おしくてなりませんの。
でもね、少しだけ荷物を置いてごらんなさい。過去はもうあなたの手の届かないところへ行ってしまいましたし、未来はまだ姿さえ見せていないのですから。あなたが力を注ぐべきは、今夜、今この瞬間、ただそれだけでよろしいのですわ。
今日一日、あなたがどれだけ悩み、どれだけ疲れたとしても、それはすでに「今日」という時間の中で、ちゃんと戦った証ですわ。明日のことは、明日のあなたに任せておあげなさい。あなたはもう、十分やりましたのよ。
この言葉があなたの力になるでしょう。今宵はわたくしが見守っています。さあ、安心してお眠りなさい。
